執事 西園寺の名推理に見る段取りの可視化
ドラマ「執事 西園寺の名推理2」第7話では、「謎解きはディナーの後に」 を気持ちパロって上川隆也が遠隔謎解きしながら伊集院家晩餐会のための料理を作る、という回でした。
数カ国語操り、めっぽう強く、伝書鳩を飛ばし、お手製の発信機でモールス信号による連絡を取り合い、フィギュアスケートでトリプルアクセルを決め、時代劇の殺陣も華麗にこなす執事の上川隆也。こういうのを見るだけでも価値あるドラマです。
恐るべきスーパー執事上川隆也。素敵。彼が欲しい。
今回は、事件で来られなくなった一流シェフの代わりにフレンチのコースを作るのです。しかも、胃腸がお疲れと予想される1人の賓客のために精進料理の手法である「もどき料理」まで。手間は更に増えます。
それを、百合子さまの命を受けた事件を解決しつつ、18時の晩餐会開始を目指してこなしていくわけです。百合子さまのお茶タイムなど、本来の執事としての仕事も当然あります。
伊集院家のこの日のタイムテーブルが貼られました。
順にこなしていき、終わると赤シールを貼っていきます。
晩餐会より前に事件解決!!
そして、晩餐会の準備も着々と進んで…
間に合った!!
晩餐会もつつがなく始まりました。
さすが、私の上川隆也(*´ω`*)
このように、段取りを時系列に書くってのを、私もやることがあります。家に客人がいっぱいきて、晩餐会を…いえ、宴会をやるときです。
普段のご飯でもバタついてしまうくらい手際が微妙な私ゆえ、品数をたくさん作るときには事前に段取りを考えておかないと乾杯に間に合わず、予定していたものも出せない、などとなってしまうのです。熱いものを熱く、冷たいものは冷たくというのも、事前にしっかり考えておかないと私にはできません。
タイムテーブルを作ってチェックしていきます。その間、家族の昼食準備や片付け、洗濯掃除などの普段の家事もあるわけです。途中、子ども達から無理難題をふっかけられることもあり…。
伊集院家と一緒だわ!光栄です。
違うのは伊集院家では上川隆也以外に執事2人とお手伝いさん1人がいるので、4人チームで動いているのですね。それ故にタイムテーブル貼り出して皆で共有する必要があったのです。
ワンオペだったら、スーパー執事の上川隆也ゆえ、脳内タイムテーブルに脳内シールを貼るだけでもこなせたかもしれませんね。
今回は時間に追われる回で、普通の人間ならバタバタ慌ててしまいそうだったのですが、伊集院家では皆テキパキ動きながらも、あくまで優雅。特に、百合子さまやお客様と接するときにはこの上なく優雅な振る舞いでした。
私もそうなりたいので、真似したいものです。